ロブロックスが3日ぶり反発 メタバースの中でリーダーシップ拡大の可能性も指摘される=米国株個別
3D仮想空間でゲームなどのエンターテインメントを手掛けるロブロックス<RBLX>が商いを伴って3日ぶりに反発。特段の買い材料は見当たらないが、値ごろ感からの買いが活発に出ているようだ。6月4日に最高値103.86ドルを付けて以降、緩やかな戻り売りに押されていた。ただ、7月には一時71ドル台まで下落する場面も見られたが、それ以降は下値を固める動きも見られ、きょうは一気に買い戻しを呼び込んでいるようだ。
同社は仮想空間を意味する「メタバース」の先導企業だが、メタバースには中国のテンセント傘下のエピック・ゲームスやフェイスブックも注力している。今後、競争激化も想定されるが、アナリストからは、テンセントやフェイスブックが攻勢をかけても、急成長するメタバースの中で、同社にはリーダーシップを拡大する可能性があるとの指摘も出ている。
なお、メタバースの市場は2024年までに8000億ドルに近づくとの分析も出ているようだ。ライブエンターテインメント、教育、企業のミーティングなど、メタバースの拡大を推進する機会は数多くあるという。
(NY時間10:49)
ロブロックス<RBLX> 84.67(+6.75 +8.66%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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