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株安を受けて円買いの動き強まる=ロンドン為替概況

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株安を受けて円買いの動き強まる=ロンドン為替概況

 ロンドン市場では欧州株が寄り付きから売られる展開となり、リスク警戒の動きから円買いの動きにつながった。世界的な新型コロナの感染拡大が需要減を誘うとの思惑が株安につながる展開に。また英トイレタリー大手レキットベンキーザの2021年4~6月期の増収率が市場予想を下回ったことで同社株が8%を超える大きな下げとなり、英FTを押し下げた面も。こうした欧州株安の動きがリスク警戒感につながる形で序盤はドル買い円買いの動きに。ドル円では円買いの勢いが勝り110円20銭前後での推移から110円割れまで値を落とす動きにつながった。大台割れからはすぐに回復も、110円10銭台までの戻りにとどまっており、頭の重い展開が続いた。

 ロンドン市場序盤のドル買いもあってユーロドルは1.1800前後から1.1770前後まで一時値を落とした。欧州株安の動きもユーロ売りに寄与した。下げ一服後は反転する動きとなり、1.18台を回復して朝の下げ分を解消する流れに。米債利回りの低下が目立ち、米10年債利回りが朝の1.28%台から一時1.23%台まで低下する中でユーロ買いドル売りの動きが強まった。

 ユーロ円は序盤のドル買い円買いの中で大きく値を落とし130円台から129円50銭台まで。その後ユーロドルでのユーロ買いの動きに下値から買い戻しが入り130円ちょうど前後まで回復する流れとなった。

 ポンドドルはユーロドル同様に序盤に売りが出る流れ。ロンドン株式市場の軟調な動きもポンド売りに。上述のレキットベンキーザに加え、鉱山大手リオティントやBHPビリトンなどの資源株の売りが目立っていた。また、英国での新型コロナの感染拡大が少し抑えられているものの7日間平均で3万5千人程度と高水準を継続しており、比較的抑えられているユーロ圏との対比もあって売りが出やすくなっている面も。
 ユーロドル同様にポンド安ドル高の動きが一服すると買い戻しが入り、1.38台を回復。

 ポンド円も東京午後の152円40銭台から151円50銭台までの大幅安に。その後の戻りはやや鈍いものの152円台を回復している。

MINKABU PRESS 山岡和雅
 

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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