ＮＹ時間に伝わった発言・ニュース

※経済指標
【米国】
S&Pケースシラー住宅価格（20都市）（2月）22:00
結果　11.94%
予想　11.80%　前回　11.12%（11.1%から修正）（前年比)

コンファレンスボード消費者信頼感指数（4月）23:00
結果　121.7
予想　113.0　前回　109.0（109.7から修正）

※発言・ニュース
米７年債入札結果
最高落札利回り　1.306％（WI:1.305％）
応札倍率　　　　2.31倍（前回：2.23倍）

バイデン大統領、相続の優遇制度廃止か
　ブルームバーグが関係者の話として、バイデン大統領が近く発表する包括的税制案には、相続時の税負担を大きく減らせる現行の優遇制度を富裕層から取り上げ、富裕層の所得税最高税率を引き上げるとともに、内国歳入庁（ＩＲＳ）の税務調査能力を増強するための大幅な予算増額が盛り込まれると伝えている。相続資産の売却益を計算するベースを、該当資産を取得した当時の価格ではなく、相続時の市場価格に修正する「ステップアップ」方式が廃止され、富裕層の被相続人が支払う遺産税は大幅に引き上げられるという。ＩＲＳの予算は１０年かけて８００億ドル増額され、富裕層や企業に対する税務調査能力を強化する。これによって７０００億ドルの税収増が期待できるという。

米ＣＤＣ、ワクチン完全接種なら一部マスクなしでも
　米国疾病予防管理センター（ＣＤＣ）によると、２回のワクチンの完全接種を受けた国民なら、小グループでの屋外での運動や食事、社交を行うときにマスクを外すことができると発表した。マスクや社会的距離を置くことなく、友人や家族と屋内で集まることもできるとしている。ただし、野球場やショッピングモール、教会など、大規模な集会がある場所ではマスク着用が必要としている。そのほか、ワクチン接種を受けた国民でも、重度の病気のリスクが高い人々の周りには注意を払うよう求めた。ＣＤＣのワレンスキー局長は会見で、「今日は以前の状態復帰への新たな１日になる」と述べた。７日間平均の症例が約２１％減少しており、本当に希望に満ちた減少だとも語った。