小幅続伸、コロナ再流行が戻りを抑制=NY原油概況
NY原油先物5月限(WTI)(終値)
1バレル=61.56(+0.12 +0.20%)
ニューヨーク原油の期近は小幅続伸。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.12~0.13ドル高。その他の限月は0.06~0.26ドル高。
先週に急落した反動で戻りが続いたものの、各国で新型コロナウイルスが再流行していることが上値を抑えた。ワクチン接種の拡大によって主要国の流行が沈静化に向かい、石油需要が回復すると期待されている反面、欧州のロックダウンで足元の需要は弱含んでいる。
時間外取引で5月限は60.35ドルまで弱含んだものの、下値は限定的。通常取引開始後は62.04ドルまで強含む場面はあったが、先週末の終値水準から離れることはなかった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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