ドル円は103円20銭前後、ドル安の動き一服=東京為替概況
ドル円103円10銭台での推移。昨日の海外市場で102円70銭台から103円40銭台まで上昇後、103円割れまで値を落としたドル円。朝は103円ちょうど前後での推移となり、102円95銭を付ける動きが見られたが、その後ドル買いの動きが優勢となり103円20銭台まで。
ユーロドルが朝の1.2345前後から1.2310台に値を落とすなど、ドル全般に買いが入る展開に。
昨日節目の1%台に乗せた10年債利回りが高い水準を維持し1.04%前後を付けるなどの動きを見せたことがドル買いにつながった。日経平均が大きく買われ、リスク選好の円売りが出やすくなった面も。一方で上場廃止方針が改めて示された中国通信3社を中心に中国株に売りが出たことでやや警戒感が出てリスク選好のドル売りは一服。このところ円売り局面では同時にドル売りが出る展開が目立ったが、今日はドル買い円売りの流れに。
ユーロ円は振幅。午前中はしっかりで127円20銭台を付けたが、その後やや値を落とした。前日海外市場での高値に近づく展開となったが、抜けきれずいったん調整が入った。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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