ダウ平均は反発 ディズニーとシスコの決算がサポート=米国株前半
NY株式13日(NY時間12:18)
ダウ平均 29341.31(+261.14 +0.90%)
ナスダック 11779.40(+69.81 +0.60%)
CME日経平均先物 25455(大証終比:+115 +0.45%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は反発しており、前日の下げを取り返す展開が見られている。取引開始前までに発表されたディズニーとシスコシステムズの決算が好調だったことがダウ平均を押し上げている。両銘柄ともダウ採用銘柄。
ディズニーはパンデミックでテーマパーク部門と映画の減収は続いているものの、動画配信サービスの「ディズニー+」の加入者数が7370万人と予想(6550万人)を大きく上回り収益に貢献した。一方、シスコシステムズは大手企業から需要は弱かったものの、中小企業および公共部門からの受注が力強い回復を示している。
米国での新規感染者数が過去最多に拡大する中、景気回復への不安も立ち込めいる。その一方でワクチン開発への期待がこれまで以上に高まっており、甲乙付け難い状況の中で両銘柄の決算は投資家のリスク許容度を再び上昇させたようだ。決算についてはS&P500企業の90%が発表を終えており、全体の純利益は前年比で7.8%の減益が見込まれ、10月始め時点の21.4%減の予測から大幅に改善されている。
エネルギーや産業、銀行など幅広く買いが入る一方、IT・ハイテク株の一角には戻り売りが続いており、まちまちの動きとなっている。
アルファベット(C) 1763.51(+13.67 +0.78%)
フェイスブック 275.87(+0.79 +0.29%)
ネットフリックス 483.15(-3.62 -0.74%)
テスラ 404.14(-7.62 -1.85%)
アマゾン 3119.32(+9.04 +0.29%)
エヌビディア 529.91(-8.36 -1.55%)
ツイッター 42.99(+0.18 +0.42%)
ダウ採用銘柄
J&J 149.70(+1.40 +0.94%)
P&G 143.15(+1.00 +0.70%)
ダウ・インク 51.11(+0.07 +0.14%)
ボーイング 183.60(+6.88 +3.89%)
キャタピラー 170.76(+1.63 +0.96%)
ハネウェル 200.54(+3.30 +1.67%)
ビザ 209.26(+1.00 +0.48%)
ナイキ 128.19(+1.55 +1.22%)
ウォルグリーン 41.98(+1.20 +2.94%)
3M 169.13(+2.08 +1.25%)
セールスフォース 248.90(-0.52 -0.21%)
シェブロン 82.64(+1.97 +2.44%)
コカコーラ 53.06(+0.05 +0.09%)
ディズニー 138.32(+2.80 +2.07%)
マクドナルド 213.18(+0.11 +0.05%)
ウォルマート 148.64(+0.41 +0.28%)
ホームデポ 276.25(+0.01 +0.00%)
JPモルガン 113.82(+0.45 +0.40%)
トラベラーズ 133.33(+0.93 +0.70%)
ゴールドマン 218.80(+4.29 +2.00%)
アメックス 114.58(+3.48 +3.13%)
ユナイテッドヘルス 355.56(+1.15 +0.32%)
IBM 116.35(+1.85 +1.62%)
アップル 118.77(-0.45 -0.37%)
ベライゾン 60.65(-0.14 -0.23%)
マイクロソフト 215.32(-0.12 -0.06%)
インテル 45.31(+0.36 +0.79%)
アムジェン 236.40(+0.86 +0.36%)
メルク 80.87(+1.01 +1.26%)
シスコシステムズ 41.32(+2.65 +6.85%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。