ダウ平均は3日続伸 ウイルス感染治療への期待高まる アップル5日続伸=米国株序盤
NY株式24日(NY時間10:26)
ダウ平均 28190.72(+260.39 +0.93%)
ナスダック 11406.19(+94.39 +0.83%)
CME日経平均先物 23055(大証終比:+55 +0.24%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は3日続伸。ナスダックは最高値を更新して始まっている。きょうはウイルス感染治療への期待感が株式市場で高まっている。FDAが感染から回復した患者の血しょうを利用した治療法の緊急使用を許可した。これに対してトランプ大統領も「米国内のより多くの患者が血しょう療法による治療を受けられる」と期待感を示した。また、一部報道でトランプ政権が、英アストラゼネカとオックスフォード大学が開発しているワクチン候補について、米国内で大統領選前に実用化されるよう、通常の規制基準を迂回することを検討していると報じられている。
この雰囲気中、航空株のほか、ボーイングといった産業株も上昇。銀行やエネルギー株も買い戻しが膨らんでいる。一方、アップルが5日続伸し、最高値を更新していることもダウ平均をサポート。アナリストが上値余地がまだあるとして、目標株価を引き上げている。
今週は米ワイオミング州のジャクソンホールで毎年開催されるFRBの年次シンポジウムに市場の注目が集まっている。パウエルFRB議長が「金融政策の枠組み見直し」について講演する予定。次回9月FOMCでFRBは、目標である2%をある程度上回る水準のインフレも容認する指針を示し、それにより低金利政策の長期化を強調するのではと期待されている。議長の講演でそのヒントが示されるか注目しているようだ。
アルファベット(C) 1594.64(+14.22 +0.90%)
フェイスブック 273.75(+6.74 +2.52%)
ネットフリックス 492.53(+0.22 +0.04%)
テスラ 1989.21(-60.77 -2.96%)
アマゾン 3330.60(+45.88 +1.40%)
エヌビディア 508.10(+0.76 +0.15%)
ツイッター 40.61(+1.35 +3.43%)
ダウ採用銘柄
J&J 151.49(-0.26 -0.17%)
P&G 137.66(+0.22 +0.16%)
ダウ・インク 44.98(+1.39 +3.19%)
ボーイング 175.10(+7.60 +4.54%)
キャタピラー 141.04(+2.61 +1.89%)
レイセオン 61.76(+1.49 +2.47%)
ビザ 205.79(+1.66 +0.81%)
ナイキ 111.39(+1.64 +1.49%)
ウォルグリーン 39.60(+0.14 +0.35%)
3M 162.42(+0.71 +0.44%)
エクソンモビル 42.06(+1.05 +2.56%)
シェブロン 86.11(+1.03 +1.21%)
コカコーラ 47.47(+0.19 +0.40%)
ディズニー 129.73(+2.29 +1.80%)
マクドナルド 212.70(+1.13 +0.53%)
ウォルマート 130.75(-0.88 -0.67%)
ホームデポ 284.53(+1.30 +0.46%)
JPモルガン 98.73(+1.41 +1.45%)
トラベラーズ 113.06(+1.23 +1.10%)
ゴールドマン 203.78(+1.35 +0.67%)
アメックス 97.83(+1.68 +1.75%)
ユナイテッドヘルス 313.21(-0.93 -0.30%)
IBM 125.16(+2.00 +1.62%)
アップル 503.67(+6.19 +1.24%)
ベライゾン 59.25(+0.26 +0.44%)
マイクロソフト 215.45(+2.43 +1.14%)
インテル 49.16(-0.13 -0.25%)
ファイザー 38.89(+0.01 +0.03%)
メルク 85.19(+0.21 +0.25%)
シスコシステムズ 42.34(+0.09 +0.20%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。