アジア株 総じて下落、上海株は大幅続伸
東京時間18:08現在
香港ハンセン指数 24458.13(-137.22 -0.56%)
中国上海総合指数 3367.97(+57.96 +1.75%)
台湾加権指数 12513.03(-151.77 -1.20%)
韓国総合株価指数 2251.04(+1.67 +0.07%)
豪ASX200指数 5926.09(-1.69 -0.03%)
インドSENSEX30種 36979.72(-627.17 -1.67%)
3日のアジア株は総じて下落。新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動への悪影響が懸念されて、売りに押される市場が多くみられた。米国株価指数先物の時間外取引での下げも重しとなった。一方で、上海株は1.75%高と大幅続伸。今日発表された7月の中国財新製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想から上振れしたことで、景気回復への期待感が高まったとみられる。
上海総合指数は大幅続伸。医薬品関連の上海復星医薬、保険大手の中国人寿保険、乳製品メーカーの内蒙古伊利実業集団、発電設備・大型機械設備メーカーの上海電気集団、船舶部品メーカーの中国船舶重工、ソフトウエア会社の用友網絡科技が買われた。
香港ハンセン指数は続落。世界的金融グループのHSBCホールディングス、保険会社の友邦保険控股(AIAグループ)、カジノ・リゾート経営の金沙中国(サンズ・チャイナ)、複合企業の長江和記実業(シーケー・ハチソン・ホールディングス)が売られた。
豪ASX200指数は小安い。もみ合い後にほぼ変わらずで引けた。医薬品メーカーのCSL、補聴器メーカーのコクレア、鉱物探査会社のフォーテスキュー・メタルス・グループが買われる一方で、銀行大手のウエストパック銀行、投資銀行のマッコーリー・グループ、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズが売られた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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