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【要注目】日本株価暴落の正体とは?

達人の予想 

海外投資家が大幅に売り越し

5日の日経平均株価は前日比1.09%プラスの21329円12銭、TOPIXは前日比0.88%プラスの1515.71ポイント、マザーズ指数は前日比0.95%プラスの743.13ポイント、東証2部指数は前日比0.01%マイナスの6246.22ポイント、ジャスダック指数は前日比0.46%プラスの149.80ポイントとなりました。

2月第4週の投資主体者別売買動向が発表されました。注目の海外投資家は1兆7775億円の売り越し(前週2865億円の売り越し)、個人は6031億円の買い越し(前週は1460億円の買い越し)、信託銀行は1195億円の買い越し(前週は3023億円の売り越し)となっており、今回の暴落は海外投資家の先物主導の売りが要因だということが分かりました。

次の相場の流れは・・・

海外投資家の売り越しが買い越しに転じるか?
買い越している個人が売り越しに転じるか?

がポイントだと考えます。今回の暴落で売り越していた海外投資家が再度買い越しに転じてくれば、日本株はもう一度上昇トレンドに入る可能性が高い一方、海外投資家の売り越しが続き、さらに株価が下がったタイミングで、個人投資家が含み損に耐えられなくなって売り越しに転ずれば、もう一段の下落も考えられます。

現状では今回のコロナウイルスによる影響が長期化する可能性が高いため、海外投資家の一部買戻しはありますが、その後は実体経済の悪化を懸念し売り越し基調が続きそうです。一方個人投資家も、暴落後に購入した株式を手仕舞うタイミングを虎視眈々と狙っています。ですので今のところ戻り売りのスタンスが続きそうです。

5日に株価が上昇したことで今の株価は直近の安値からは上方に位置していますが、再度の暴落も十分にあり得ます。下値は常に押えておきましょう。

念のため下値を掲載しておきます。


・日経平均株価 20834
・TOPIX 1485.11
・マザーズ指数 697.07
・東証2部指数 6006.48
・ジャスダック指数 144.16

仮に底値を割り込んだ場合はすみやかにポジションを閉じることをおすすめします。

執筆者 西村剛

執筆者 : 西村剛|フェアトレード株式会社 代表取締役

フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。

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