【8月14日予想】底打ちはまだ先か?
まだ底打ち感は出ておらず
13日の日本株市場は下落しました。日経平均株価は前日比1.11%マイナスの20455円44銭、マザーズ指数は前日比1.02%マイナスの862.84ポイントとなりました。前夜の米国株式市場が続落したのを受け日本株式市場も下落しました。13日の株価変動で日経平均株価のRSI(9日)は16%、マザーズ指数のRSI(9日)は18%とテクニカル指標では売られ過ぎの水準に位置しています。
今週は夏休み週間と言うこともあり出来高も乏しいなか、米国株等の外部環境により依存しやすい週になりそうです。現時点では米中貿易摩擦の激化懸念から米国株も下値を模索する展開となっており、日本株も同様に下値を模索する展開となりそうです。
日経平均株価の目先の下値としては8月6日につけた20110円76銭、それをさらに下回ると60ヶ月移動平均線の19717円27銭が視野に入ってきます。8月に入り株価は下がったとはいえ、まだ底打ち感は出ておらず、反発のタイミングはもうしばらく先だと考えます。14日の日経平均株価は小幅安と予想します。
フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。