【7月11日予想】夏枯れ相場の急落に注意
悪材料で一気に株価下落の恐れあり
10日の日経平均株価は小幅下落しました。日経平均株価は前日比0.15%マイナスの21533円48銭、マザーズ指数は前日比0.92%プラスの920.17ポイントとなりました。特段材料のないなか方向感のない展開となりました。
10日の株価変動で日経平均株価のRSI(9日)は67.1%、マザーズ指数のRSI(9日)は74.4%となっています。
テクニカル指標ではやや買われ過ぎの水準です。米国ダウ指数は依然高値圏にあるものの小動きにとどまっており、日経平均株価も同様の展開となっています。当面は次の材料待ちといったところでしょうか。こういった薄商いの相場ではちょっとした材料で株価が大きく動く場合があります。特に悪材料であった場合株価は一気に急落する可能性があるのでその点は注意しておきましょう。11日の日経平均株価は小幅安とします。
フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。