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“突発的な材料”でも跳び出さない限り…!?

達人の予想 

◆下押し拡大も、明確にネックラインは割らず…

※ご注意:予想期間は7月5日と表示されていますが、本日(7月4日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


「英利下げ観測」を背景にした「世界的な金融緩和」の流れは、昨日も続きました。
元々金利水準が低い円にとっては「投資妙味が増す」との思惑が台頭したことも、「仕掛け的な動き」を誘いました。
1.94%に低下した「米10年債利回り」につれて、ドル円は“107.531円”へと下値を拡大する場面が見られました。

一方で「金利先安観」を背景にした「金利低下(債券高)」は、並行して「株高」を促しています。
このため「金利選好の円買い」と共に「リスク選好の円売り」も強まり、この綱引きから次第に“方向性が出づらい”へと移行していきました。

◆米国休場&重要指標を控えるスケジュール感 - “流動性低下”は必至…?

こうして瞬間的に割り込みはしたものの、「ネックライン(6/28安値:107.560円)」では概ね支えられた格好のまま、本日東京タイムへと移行しています。

本日は「米国休場(独立記念日)」明日には“7月利下げの有無(あるいはその幅)”を占う上で重要視される「米雇用統計」が予定されています。
“流動性は低下”“新規ポジションも構築しづらい”となれば、本日は“動きづらい(動意薄)”と見るのが自然です。

前記「ネックラインを明確に割り込めば…?」との意識は残り、一方で「108円回復でショートカバー…?」との期待も募りますが、“突発的な材料”でも跳び出さない限り、本日に関しては“小動き”を想定したいところです。

◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:108.531(7/1-2高値、+1σ)
上値4:108.349(日足・一目均衡表基準線、ピボットハイブレイクアウト)
上値3:108.149(7/1~7/3の61.8%戻し、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:108.005(20日移動平均線、7/1~7/3の50%戻し、大台、ピボット1stレジスタンス)
上値1:107.905(7/3高値、7/1~7/3の38.2%戻し水準)
前営業日終値:107.828
下値1:107.652(日足・一目均衡表転換線、ピボット1stサポート)
下値2:107.531(7/3安値、-1σ)
下値3:107.445(6/25~7/1の61.8%押し)
下値4:107.381(ピボット2ndサポート)
下値5:107.230(ピボットローブレイクアウト)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析!マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。

11:10 ドル円 抵抗・支持ライン追加

執筆者 武市佳史

執筆者 : 武市佳史|株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト

株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト。日本におけるFXの草創期より業務に従事。現在は週刊為替コラム「武市のなぜなにFX」の執筆やWebセミナー講師を務めるのみならず、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿中。

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