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ダウ平均は反落 金融株が下落 半導体が買われナスダックはしっかり=米国株概況

株式 

NY株式22日(NY時間16:21)(日本時間05:21)
ダウ平均   51863.69(-185.14 -0.36%)
S&P500    7764.64(-0.06 0.00%)
ナスダック   27244.28(+122.19 +0.45%)
CME日経平均先物 67030(大証終比:+1930 +2.88%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。ただ、半導体への買いは続き、ナスダックは上昇した。ダウ平均についてはJPモルガン<JPM>やゴールドマン<GS>といった金融株の下げが圧迫。UBSのエルモッティCEOが、7-9月期(第3四半期)のウェルスマネジメント部門の取引や銀行業界の手数料収入が前年を下回る可能性が高いとの見方を示したことが嫌気されている模様。メタ<META>のAIエージェント「ミューズ」への期待が高まる中、投資家はウェルスマネジメント関連株からAI関連株へ資金を移す動きを強めており、金融株の重しとなっているとの指摘も出ている。

 ただ、原油下落が引き続き相場を支える一方、投資家は米国とイランの紛争終結に向けた外交の行方を注視している。イランが、米国による港湾封鎖やホルムズ海峡周辺での軍事圧力が緩和されれば、7日以内に同海峡を再開する用意があると提案したとの報道が材料視された。サウジアラビアでも東西パイプラインの稼働再開が進み供給改善への期待が強まっている。

 市場では、7-9月期決算シーズンを前にAI・ハイテク株を積極的に売り込む動きは限られるとの見方が出ている一方、目先の方向性は原油価格と米・イランを巡る外交の進展に左右される展開となりそうだ。

 投資家は今週の米中首脳会談にも注目。両国の高官は首脳会談に向けてニューヨークで貿易やAI、重要鉱物などを巡る協議を進めた。市場の焦点の1つは、11月に期限を迎える米中貿易休戦が延長されるかどうかとなる。両国の対話姿勢は維持されているものの、重要な通商問題ではなお合意に至っておらず、首脳会談でどこまで進展が示されるかが注目される。

 ストラテジストは「世界的に地政学的な不透明感が強まる中、世界の二大経済大国が対話を維持する重要性は、かつてないほど高まっている」と指摘していた。

 バイオ医薬品のバイキング<VKTX>が大幅高。GLP-1およびGIPのデュアル作動薬「VK2735」の維持療法試験「VK2735-102」で良好な結果を発表したことが好感された。

 ゲームストップ<GME>が上昇。コーエンCEOが2640万ドル相当の自社株を購入したことが、米証券取引委員会(SEC)への提出資料で明らかとなった。

 ヘルスケアサービスのクエスト・ダイアグノスティクス<DGX>が下落。米メディケア・メディケイド・サービスセンター(CMS)が臨床検査サービスについて、2027年のメディケア支払額の暫定料率を公表したことが嫌気された。

 バイコー<VICR>が大幅高。第3四半期のガイダンスを公表し、売上高の前四半期比の伸び率の見通しを上方修正した。

 バイオ医薬品のセルデックス<CLDX>が大幅安。臨床試験で、主要評価項目とすべての主要な副次評価項目を達成したものの、グレード4のアナフィラキシー(全身アレルギー反応)が2例確認されたことが嫌気された。

 ショッピファイ<SHOP>が続伸。リュトケCEOが、メタ<META>のAIエージェント「ミューズ」と深く連携することを明らかにしたことが引き続き好感された。

 アムジェン<AMGN>が上昇。慢性自己免疫疾患であるシェーグレン病の治療薬候補「ダゾダリベプ」を評価した第3フェーズの「OASIZ301」試験で、主要評価項目を達成したことが好感された。

 アパレルブランドを手掛けるカプリ<CPRI>が上昇。同社が買収候補と接触し、候補側が財務内容を精査したと伝わったことが買い材料となった。

 アイオニス・ファーマ<IONS>が上昇。大塚HD<4578>傘下の大塚製薬と共同開発するFUS遺伝子変異型の筋萎縮性側索硬化症(FUS-ALS)治療薬候補「ウレフネルセン」が、第3フェーズのFUSION試験で主要評価項目を達成したことが好感された。

バイキング<VKTX> 40.85(+10.74 +35.67%)
ゲームストップ<GME> 24.03(+1.27 +5.58%)
クエスト・ダイアグノスティクス<DGX> 234.76(-10.12 -4.13%)
バイコー<VICR> 268.34(+44.44 +19.85%)
セルデックス<CLDX> 33.51(-4.38 -11.56%)
ショッピファイ<SHOP> 147.74(+9.82 +7.12%)
アムジェン<AMGN> 410.24(+17.08 +4.34%)
カプリ<CPRI> 15.19(+0.88 +6.15%)
アイオニス<IONS> 45.75(+0.85 +1.89%)

JPモルガン<JPM> 340.00(-12.04 -3.42%)
シティグループ<C> 132.47(-2.58 -1.91%)
バンカメ<BAC> 56.20(-1.76 -3.04%)
ウェルズ・ファーゴ<WFC> 83.15(-3.39 -3.92%)
ゴールドマン<GS> 949.49(-9.90 -1.03%)
モルガン・スタンレー<MS> 200.18(-5.94 -2.88%)

アップル<AAPL> 339.75(+0.77 +0.23%)
マイクロソフト<MSFT> 498.00(-3.61 -0.72%)
アマゾン<AMZN> 254.98(-3.47 -1.34%)
アルファベットC<GOOG> 347.41(-3.46 -0.99%)
アルファベットA<GOOGL> 351.16(-3.81 -1.07%)
テスラ<TSLA> 378.90(+3.60 +0.96%)
スペ-スX<SPCX> 154.72(+2.87 +1.89%)
メタ<META> 736.60(-4.65 -0.63%)
エヌビディア<NVDA> 228.87(+1.49 +0.66%)
AMD<AMD> 623.77(+8.25 +1.34%)
イーライリリー<LLY> 1170.14(+5.25 +0.45%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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