反発、下値探りの反動で買い戻しが優勢に=NY原油概況
NY原油先物10月限(WTI)(終値)
1バレル=67.31(+1.56 +2.37%)
ニューヨーク原油の期近は反発。前日にかけて下値を探り、年初来安値を更新した反動で利益確定の買い戻しが優勢となった。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀金融政策決定会合の決定次第では、景気を懸念する市場参加者の失望が広がるリスクがあることから神経質な売りが続いていたものの、FOMCや日銀会合が迫っているなかで調整ムードが広がりつつある。
時間外取引で10月限は堅調に推移したが、通常取引序盤にかけて戻り待ちの売りが強まり、65.63ドルまでマイナス転換した。ただ、マイナス圏での推移は一時的で、買い戻しの流れが継続すると67.97ドルまで上げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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