東京株式(寄り付き)=反落、日銀決定会合控え見送りムード
25日の東京株式市場は売り先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前営業日比394円安の3万8065円と反落。
前日の米国株市場では米長期金利が再び上昇に転じたことを受け積極的な買いが見送られ、NYダウは小幅ながら5日ぶりに反落した。大手IT企業の決算発表や重要経済指標の開示を前にこの内容を見極めたいとの思惑も上値を重くした。ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は小幅高で引けたものの、東京市場では気迷いムードから売りが優勢となっている。日経平均は前日に先物主導で900円を超える上昇を示したこともあり、きょうはその反動が出やすい。外国為替市場では急速な円安が進んでいるものの、あすに日銀の金融政策決定会合の結果発表や植田日銀総裁の記者会見を控え、ポジション調整の売りが全体指数を押し下げている。
出所:MINKABU PRESS
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執筆者 : MINKABU PRESS
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