小幅続落、米追加利上げによる景気悪化を警戒=NY原油概況
NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=89.63(-0.03 -0.03%)
ニューヨーク原油の期近は小幅続落。国内価格の安定のためロシアが燃料輸出を一時停止すると発表したことが相場を支える場面はあったが、年内の米追加利上げ観測がやや高まっており、金融引き締め継続による景気悪化が意識されていることが上値を抑えた。米国で来月から学生ローンの返済が再開し、消費の落ち込みが警戒されていることも重し。
時間外取引で11月限は88.37ドルまで下落したが、売り一巡後は買い戻しが優勢となり、プラス圏へ切り返した。通常取引序盤には90.98ドルまで上昇。ただ、上値は重く、上げ幅を消して引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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