アジア株 総じて下落、香港株は大幅続落
東京時間18:05現在
香港ハンセン指数 19184.17(-353.75 -1.81%)
中国上海総合指数 3260.62(-8.21 -0.25%)
台湾加権指数 16877.07(-118.93 -0.70%)
韓国総合株価指数 2573.98(-6.73 -0.26%)
豪ASX200指数 7311.14(+1.94 +0.03%)
インドSENSEX30種 65853.75(-99.73 -0.15%)
8日のアジア株は総じて下落。前日の米国株は反発したものの、これを好感して上昇する市場は限定的となった。アジア株は全般に売り優勢の展開となり、特に香港株は大幅続落となった。7月の中国の貿易収支が輸出、輸入ともに市場予想を下回った。また、バイデン米大統領が早ければ8日にも主要な技術分野での中国への投資を制限する大統領令に署名するとの報道から、米中関係の悪化が警戒されたことも重石となった。
上海総合指数は小幅続落。石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)が買われる一方で、造船メーカーの中国船舶工業、銀行大手の中国農業銀行、建設機械メーカーの三一重工が売られた。
香港ハンセン指数は大幅続落。不動産開発の碧桂園(カントリー・ガーデン・サービス)、自動車販売の中升控股(チョンサン・グループ・ホールディングス)、不動産開発会社の龍湖集団(ロンフォー・グループ)、ガラス製品メーカーの信義玻璃控股(信義ガラス)、電気自動車(EV)メーカーのBYD(比亜迪)が売られた。
豪ASX200指数は小反発。建設資材メーカーのジェームス・ハーディ・インダストリーズ、医薬品メーカーのCSL、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループが買われる一方で、資源・鉱山会社のBHPグループ、銀行大手のウエストパック銀行、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズが売られた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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