小幅続落、売り優勢も安全資産としての買い根強い=NY金概況
NY金先物8 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1992.80(-2.90 -0.15%)
金6月限は小幅続落。時間外取引は、ドル高、弱気のテクニカル要因から手じまい売り先行ムードとなり、一時20ドル超の下落となった。日中取引では、イエレン財務長官が早ければ6月1日にデフォルトに陥る可能性が高い警告との報道があるなど、米債務上限問題に対し、悲観的な見方と、まもなく解決されると楽観的な見方が交錯するなか、戻り歩調となった。24日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録公表を控え、買い戻しの動きが根強いことや、ドル・株安に対する警戒感から安全資産としての買いが根強く、下値堅く推移した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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