反落、米ファースト・リパブリック銀行の暴落を嫌気=NY原油概況
NY原油先物6月限(WTI)(終値)
1バレル=77.07(-1.69 -2.15%)
ニューヨーク原油は反落。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月は1.73~1.69ドル安。その他の限月は1.94~1.14ドル安。
米地銀のファースト・リパブリック銀行が決算発表を受けて暴落したことが金融システム不安を再燃させた。信用収縮による景気悪化が警戒されている。米ファーストリパブリック銀行の預金は昨年10-12月期から今年1-3月期にかけて41%減少し、25日の取引で米ファースト・リパブリック銀行は50%程度下げた。
時間外取引で6月限は前日終値付近でもみ合った後に売りが優勢となった。通常取引序盤にかけて売りが続き、一時76.50ドルまで下落。その後は下げが一服したものの、戻りは限定的だった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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