エルドアン大統領 西側諸国の金利上昇を批判、金融引き締めが世界を景気減速に陥れるリスク

エルドアン大統領　西側諸国の金利上昇を批判、金融引き締めが世界を景気減速に陥れるリスク

トルコのエルドアン大統領は、西側諸国の市場混乱は金利上昇のせい。金融引き締めは世界を景気減速に陥れるリスクがあると批判した。エルドアン氏は、欧州は高金利を維持したがったが理論は成り立たなかった。欧州の中央銀行は今その代償を払っている。西側諸国が金融不安に陥っている中、トルコは「世界のお手本」となっていると語った。

エルドアン大統領は利下げがインフレを抑制すると主張し続けている。2021年9月以降、金利を引き下げ8.50%にしたが、インフレ率は昨年末85%にまで上昇した。