ダラーゼネラル決算受け下落 ガイダンスは伸び鈍化を反映＝米国株個別

　ディスカウントストアのダラーゼネラル＜DG＞が下落。取引開始前に１１－１月期決算（第４四半期）を発表し、既存店売上高が予想を下回ったほか、１株利益も予想を下回った。通期のガイダンスでは既存店売上高の見通しを維持したものの予想は下回っている。

　アナリストは、「今回のガイダンスは売上高と既存店売上高の伸びの鈍化を反映している。粗利益率も短期的に下押し圧力がある」と述べている。また、「損害賠償の増加、支払利息の増加による上期の圧力も反映している」とも述べた。

（１１－１月・第４四半期）
・既存店売上高：5.7％増（予想：5.9％増）
・1株利益（調整後）:2.96ドル（予想:2.99ドル）
・売上高：102.0億ドル（予想：102.4億ドル）
・粗利益率：30.9％（予想：31.0％）
・商品在庫：+14.3％

（２４年度通期見通し）
・既存店売上高：3.0～3.5％を維持（予想：3.4％）
・1株利益（調整後）：約4～6％
・売上高：5.5～6.0％

（NY時間10:17）
ダラー・ゼネラル＜DG＞　215.58（-2.98　-1.36%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美