レナーが決算受け時間外で4%上昇=米国株個別
住宅建設のレナー<LEN>が引け後に12-2月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回ったほか、第2四半期の見通しも新規受注、出荷、住宅粗利益率とも予想を上回った。通期の引き渡し件数も従来見通しから上方修正した。
声明では「第1四半期は販売ペース維持という明確な戦略に沿って、以前発表したガイダンスの上限を上回った。明らかに金利上昇の影響を受けているが、住宅在庫は著しく不足しており、価格と金利のバランスを調整しながらも需要はある」と述べた。
時間外で株価は4%上昇。
(12-2月・第1四半期)
・1株利益(調整後):2.12ドル(予想:1.55ドル)
・売上高:64.9億ドル(予想:59.9億ドル)
・住宅粗利益率(調整後):21.2%(予想:20.9%)
・新規受注:1万1494件(予想:1万2687件)
・新築住宅引き渡し:+9%
(3-5月・第2四半期見通し)
・新規受注:1万6000~1万7000件(予想:1万5881件)
・引き渡し予想:1万5000~1万6000件(予想:1万4100件)
・住宅粗利益率(調整後):21.0~21.5%(予想:20.9%)
(通期見通し)
・引き渡し予想:6万2000~6万6000件(従来:6万0000~6万5000件)(予想:6万0200件)
(NY時間16:50)時間外
レナー<LEN> 104.84(+4.07 +4.04%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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