反落、景気悪化による主要国の需要下振れを警戒=NY原油概況
NY原油先物3月限(WTI)(終値)
1バレル=78.06(-0.41 -0.52%)
ニューヨーク原油の期近は反落。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が0.42~0.41ドル安。その他の限月は0.52~0.17ドル安。
主要国の景気悪化見通しが重しとなった。物価高を背景に金融引き締めが続いており、金利負担の拡大により需要が減退していくと想定されている。大地震によるトルコやシリアの被害は甚大だが、トルコを経由した供給障害は長続きしないとみられていることも相場を圧迫した。
時間外取引で3月限は堅調。78.84ドルまで水準を切り上げたが、通常取引開始を控えて上げ幅を消した。通常取引が始まると76.52ドルまで下落。ただ、引けにかけては下げ幅を縮小した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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