続伸、世界的な需要回復期待がやや高まる=NY原油概況
NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=75.12(+0.49 +0.66%)
ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が0.45~0.49ドル高。その他の限月は0.27ドル安~0.43ドル高。
世界的な需要回復期待が相場を押し上げた。ゼロコロナ政策が終了した中国では春節に向けて石油製品の消費が拡大し、その後も経済の正常化が続くと見通されている。米エネルギー情報局(EIA)が月報で2024年の世界の石油消費が日量1億0220万バレルまで増加し、統計開始以来の最高水準を更新するとの見通しを示したことも期待感を高めた。
時間外取引で2月限は73.84ドルまで軟化したが下値は広がらず、通常取引開始に向けてプラス圏へ浮上した。通常取引開始後は再びマイナス転換したものの、売りは続かず上げに転じ、一時75.92ドルまで上昇した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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