欧州株安、リスク警戒ムード広がる ドル円は一時136円台割れ=ロンドン為替概況

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欧州株安、リスク警戒ムード広がる ドル円は一時136円台割れ=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、リスク警戒ムードが広がっている。欧州株が大幅安となっており、独仏株価指数はいずれも2.5%超安と下げ幅を拡大。前日のパウエルFRB議長発言の影響が続いている。同議長は、「米経済は金融引き締めに十分対応できる状況にある」と発言。市場に一段の利上げ加速を想起させた。利上げが景気を冷やすことを警戒も、何としてでもインフレを抑え込みたいとの強いメッセージが発せられていた。発言直後は137円ちょうど付近まで買われたドル円だったが、その後は株安とともに上値が重くなっている。ロンドン時間には136円台半ばを下回ると一時135.97近辺まで下押しされた。ただ、その後は136円台前半へと持ち直しており、日米金利差拡大観測が下支えとなっているもよう。ユーロ相場が軟調。独雇用統計が予想外に悪化したことが重石。ユーロドルは1.04台割れ水準、ユーロ円は142円台割れ水準へと下落している。対ポンドでもユーロは軟調。ポンドはユーロに連れ安。ポンドドルは1.21台後半へと反発も、再び1.21付近へと下押しされている。ポンド円は165円台での振幅も足元では165.20付近と上値重く推移。

 ドル円は136円台前半での取引。前日の海外市場で137.00近辺まで高値を伸ばしたあとは、売りに押されている。東京市場での136円台後半での取引を経て、ロンドン早朝から売りが強まると135.97レベルまで一時下落。欧州株安や米債利回り低下などリスク警戒の動きに押された。しかし、売り一巡後は136.40付近へと買い戻されている。

 ユーロドルは1.04付近での取引。ロンドン朝方につけた1.0469レベルを高値に足元では1.0397レベルまで安値を広げている。ユーロ円は142.80付近が重くなりと141.85レベルまで下落。その後142円台後半まで反発も、再び141.80台へと安値を広げてきている。対ポンドでもユーロは軟調。この日発表された独雇用統計が予想外に悪化したことが重石となっている。ウクライナからの避難民の影響との説明もあったが、ユーロ売り圧力は継続している。

 ポンドドルは1.21付近での取引。序盤に1.2166近辺まで買われたが上値重く軟化。ユーロドルとともに下落して、足元では1.21ちょうど付近へと軟化している。ポンド円は165.80付近で上値を抑えられており、165円ちょうど付近へと下押しされている。ユーロポンドは0.8620付近から0.8590付近へと軟化しており、対ユーロではポンドが堅調に推移している。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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執筆者 : MINKABU PRESS

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