アップルがヘッドセットを取締役会で披露=米国株個別
アップル<AAPL>は先週、同社の取締役会で次期複合現実型ヘッドセットのプレビューを行い、このデバイスの開発が高度な段階に達していることを示唆した。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。
同社の取締役会は8名の独立取締役とクックCEOで構成され、少なくとも年に4回招集される。同社はこの数週間、ヘッドセット上で動作するOS「rOS」の開発を強化しており、今回の取締役会でのプレゼンテーションは製品の発表が今後数カ月以内に行われる可能性を示唆していると伝えた。
拡張現実(AR)と仮想現実(VR)の要素を組み合わせたこのヘッドセットは2015年のアップル・ウォッチ以来の同社の次の大きな賭けとなる。同社は年間売上高の約80%をデバイス事業で占めているが、それを拡大するための新たな方法を模索している。
ただ、同社株は先ほどから再び売りが強まっており、138ドルちょうど付近での推移となっている。
(NY時間12:58)
アップル<AAPL> 138.04(-2.78 -1.97%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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