インテルが大幅安 再建コストの利益圧迫への懸念 AMDにとって好決算との声も=ダウ採用銘柄

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 インテル<INTC>が大幅安となっておりダウ平均を圧迫。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表しており、第4四半期は予想を上回る見通しを示した。その一方で通期については売上高見通しを据え置き、予想も下回った。

 市場では、第4四半期の1株利益の見通しが鈍く、ゲルシンガーCEOが推進する再建計画のコストが利益を圧迫するのではとの懸念が高まっている。実際、同社は製造技術への投資拡大を理由に収益性が向こう数年は悪化するとの見通しを示している。デービスCFOは会見で、粗利益率は向こう2年間は51ー53%が見込まれ、その後に従来の60-65%のレンジに向かって上昇し始めるとの見通しを示していた。

 今回の決算を受けて複数のアナリストが投資判断を引き下げているが、その中には、今回のインテルの決算はAMD<AMD>にとってポジティブな決算だったとの評価も聞かれた。

(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):1.71ドル(予想:1.11ドル)
・売上高:180.9億ドル(予想:182.4億ドル)
  データセンター:65億ドル(予想:66.5億ドル)
  クライアント・コンピューティング:96.6億ドル(予想:96.4億ドル)
  IoT:13.7億ドル(予想:9.79億ドル)
  モバイルアイ:3.26億ドル(予想:3.62億ドル)
  ノンボラティリティ・メモリー:11.1億ドル(予想:10.2億ドル)
・粗利益率(調整後):57.8%(予想:55.0%)

(10-12月・第4四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.90ドル(予想:1.02ドル)
・売上高:183億ドル(予想:182.6億ドル)

(通期見通し)
・1株利益(調整後):5.28ドル(従来:4.80ドル)(予想:4.79ドル)
・売上高:735億ドル(従来:735億ドル)(予想:736.5億ドル)

(NY時間09:39)
インテル<INTC> 49.82(-6.19 -11.04%)
AMD<AMD> 120.92(+1.59 +1.33%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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執筆者 : MINKABU PRESS

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