アマゾンが決算受け下落 eコマースの鈍化見通しを嫌気=米国株個別

株式 

 アマゾン<AMZN>が下落しており、他のIT・ハイテク株へも影響している。前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。クラウド部門のアマゾン・ウェブ・サービシズ(AWS)も好調だった。ただ、営業利益が予想を下回ったほか、第3四半期のガイダンスも予想を下回る冴えない見通しを示した。

 経済再開による人々の外出により、パンデミックによるeコマースの急成長は減速したことを示唆。同社はパンデミックの安全対策に数十億ドルを投資し、施設全体の感染を最小限に抑えながら、圧倒的な需要を満たすために数十万人の労働者を雇用し続けている。それらのコスト増加が営業利益を圧迫した。

 今月に創設者のベゾス氏から新CEOを引き継いだジャシー氏は、米国と欧州の規制当局の厳重な監視の下で、会社の急速な成長と持続的な利益増加を投資家に示さなければならない。

 投資家は同社の広告ビジネスとAWSからの予想を上回る好業績をよそ目に、eコマースの勢い鈍化に焦点を合わせた可能性がある。今回の決算を受けてアナリストからの目標株価引き下げも相次いだ。

 一方、小売部門の減速が予想以上だったが、全体的な成長は引き続き健全であると考えており、2022年には小売部門の成長は再び加速が期待される」との声も出ている。

(4-6月・第2四半期)
・1株利益(調整後):15.12ドル(予想:12.28ドル)
・売上高:1130.8億ドル(予想:1105.6億ドル)
  AWS:148.1億ドル(予想:141.8億ドル)
・営業利益:77億ドル(予想:78.2億ドル)

(7-9月・第3四半期見通し)
・売上高:1060~1120億ドル(予想:1187億ドル)
・営業利益:25~60億ドル(予想:81.1億ドル)

(NY時間09:40)
アマゾン<AMZN> 3319.72(-280.20 -7.78%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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執筆者 : MINKABU PRESS

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