SPACのベクターが大幅高 ロケット・ラブとM&Aで合意=米国株個別
特別買収目的会社(SPAC)のベクターが大幅高。宇宙ロケット打ち上げ事業を手掛けるスタートアップ企業「ロケット・ラブ」とM&Aを実施し、ロケット・ラブを上場させることで合意した。新会社の企業価値は負債を含めて41億ドルと評価しており、保有資金は7.5億ドルを想定している。第2四半期までに手続きを完了する見通し。企業名はロケット・ラブUSAに変更される。ティッカーは「RKLB」
同社は現在、小型衛星を低軌道に運ぶことに特化しており、11月には衛星の打ち上げに使用されたロケットを回収し、宇宙事業も手掛けるテスラのマスクCEOのスペースXが使用したアプローチを再現した。
新会社は、2023年にEBITDAを、2024年にキャッシュフローを黒字化する計画を示した。また、2026年には売上高を10億ドルと見込んでいる。
(NY時間09:53)
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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