ややドル売り優勢も、ユーロドルは高値から一時調整

見通し 

ややドル売り優勢も、ユーロドルは高値から一時調整

米感謝祭で海外市場参加者少なく

【本日の見通し】ドル安の流れ継続か

 米国市場が昨日の休場に続いて、今日は株式・債券市場が短縮取引となり事実上の休場ムード。
基本的にはレンジ取引が続くとみられる。
流れ的にはドル安で、ドル円は頭の重い展開が見込まれる。
104円台半ばが重くなるようだと104円割れが視野に入る。
ユーロドルは1.19台での取引が中心。1.19台半ば超えも視野に。

【本日の戦略】戻り売り

 戻り売りの流れ。
ドル円は104円台での売り場探しか。

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

【東京市場】ドル円は104円台前半推移

 米国市場が感謝祭で休場ということもあり、落ち着いた動きとなっている。ドル円は104円台前半でのもみあい。全般にドル売りムードがある分、昼にかけてドル売り円買いが強まる場面が見られたが、安値は104円26銭までと前日NY市場の安値圏で止められている。

 ユーロドルは1.1930前後での推移。NY市場の高値を超えるなどユーロ高ドル安基調が継続。1.20超えを付けた9月初め以来の高値圏推移に。押し目がほとんど見られず、午前中に1.1929を付けた後の押し目は1.1921まで。午後もしっかりで1.1930を付ける動きをみせた。

【ロンドン市場】一時のドル売りからユーロ売りドル買いの流れに

 朝方はドル売りの動きが全般に優勢となり、ドル円が104円36銭前後から104円22銭まで。ユーロドルが直近高値を更新して1.1940前後までユーロ高ドル安が進む展開となった。

 上昇した始まった欧州株が下げに転じたことなどから、その後は欧州通貨売りの動きが優勢となった。ユーロドルは節目の1.19を割りこむところまで値を落とす展開に。この後米感謝祭で取引参加者が減少するとみられる中で、ポジション調整の動きが強また。

 東京午前に続いてロンドン朝も1.3397前後までと1.34手前を付けたポンドドルは1.3340台まで下落。スナク英財務相が英国とEUとの自由貿易協定の協議について、合意のためにいかなる犠牲も払うということはすべきでないと発言。アイルランド外相が協議は非常に難しい局面と発言するなど、大詰めを迎える協議の合意について不透明感が出ていることもポンド売りにつながった。

 ユーロ円がロンドン朝の124円57銭前後から124円を割り込むところまで売り込まれるなど、欧州通貨は対円でも下落。ポンド円は139円80銭手前から139円10銭前後まで値を落としている。

【NY市場】感謝祭で休場

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《11/26 木曜日》
    ドル円  ユーロドル  ユーロ円
始値  104.46  1.1917  124.48
高値  104.48  1.1941  124.57
安値  104.22  1.1885  123.91
終値  104.26  1.1913  124.22
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《11/26 木曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経  26537.31 +240.45
DOW    休み
S&P     休み
Nasdaq   休み
FTSE   6362.93 -28.16
DAX   13286.57 -3.23
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《11/26 木曜日の商品市場》
NY原油先物1 21月限(WTI)
1バレル=44.99(休場)
NY金先物FEB 21月限(COMEX)
1オンス=1814.20(休場)
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《11/26 木曜日に発表された主な経済指標》

【韓国】
中銀政策金利(11月)09:37
結果 0.5%
予想 0.5% 前回 0.5%(韓国中銀政策金利)

【シンガポール】
鉱工業生産指数(10月)14:00
結果 -19.0%
予想 -11.7% 前回 10.5%(10.1%から修正)(前月比)
結果 -0.9%
予想 7.5% 前回 25.6%(24.2%から修正)(前年比)

【日本】
景気動向指数(確報値)(9月)14:00
結果 92.5
予想  前回 92.9(景気先行指数)
結果 81.1
予想  前回 80.8(景気一致指数)

【ユーロ圏】
ドイツGfK消費者信頼感調査(12月)16:00
結果 -6.7
予想 -4.9 前回 -3.2(-3.1から修正)

【南アフリカ】
生産者物価指数(10月)18:30
結果 0.4%
予想 0.2% 前回 0.3%(前月比)
結果 2.7%
予想 2.5% 前回 2.5%(前年比)

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《11/26 木曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》

【ユーロ圏】
*イタリア政府・フラッカロ首相補佐官
ECBは加盟国の回復と構造改革のために、拡大的な財政政策をできる限り支援するべき。
パンデミック対応で購入した国債のキャンセルもしくは満期を永久に延長することが含まれる可能性

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《本日予定されている主な経済指標》

【ユーロ圏】
フランスGDP・確報値(第3四半期)16:45
予想 18.2% 前回 18.2%(前期比)
予想 -4.3% 前回 -4.3%(前年比)

ユーロ圏消費者信頼感・確報値(11月)19:00
予想 N/A 前回 -17.6

ユーロ圏景況感(11月)19:00
予想 86.0 前回 90.9

【インド】
GDP(第3四半期)21:00
予想 -8.2% 前回 -23.9%(前年比)

【ブラジル】
失業率(9月)21:00
予想 14.8% 前回 14.4%

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執筆者 山岡和雅

執筆者 : 山岡和雅|MINKABU PRESS 外国為替情報担当 編集長

1992年米チェースマンハッタン銀行(現JPモルガン・チェース)東京支店入行、ディーリングルームに配属され、外国為替ディーラーに。英ナショナルウェストミンスター銀行、RBS銀行などで10年以上外国為替ディーラーとして市場の最前線に。その後大手FX会社などで外国為替市場のアナリストとして個人向けの外国為替情報の配信業務に携わり、2016年3月から、みんかぶグループに参画。 (社)日本証券アナリスト協会検定会員

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