ドル円しっかり、リスク選好の動き継続

見通し 

ドル円しっかり、リスク選好の動き継続

ユーロドル、独ZEWが驚きの好結果で一時1.18台回復

【東京市場】リスク選好の動き

 前日の海外市場で106円20銭前後から105円70銭近くまで値を落とし、105円90銭台まで値を戻して朝を迎えたドル円。
東京市場では株高の動きなどを好感しドル買い円売りの動きが広がり、106円台を付ける動きに。
 午前中に106円17銭を付けた後、海外市場の高値を付けきれず、いったん調整が入って106円割れも、
106円割れではすぐに買いが入る展開。
 午後に入ってもリスク選好の円売りの動きが続く中で、再び106円10銭台に。

 ユーロ円が朝の124円33銭近辺から124円70銭台まで、
原油高などを好感して対ドルでも買いが入った豪ドルは、オセアニア市場での75円66銭から76円20銭台まで大きく上昇している。

【ロンドン市場】ドル安円安

 株高を受けてのドル安円安の動き。
独ZEW景況感指数が悪化見込みに反して大幅に改善を見せユーロが対ドル、対円ともに買われた面も。
ユーロドルは一時1.18台を回復している。

 ドル円は106円台前半推移。東京の流れを受けてしっかりも
対円以外でのドル売りが重石に。

【NY市場】円安優勢

 
 円安の動きが優勢でドル円は106円70銭近辺まで上昇。
ロシアで世界初の新型コロナのワクチン承認との報道などが株高を誘った。
キャピタルゲイン課税への大統領の言及なども株高から円安を誘った。
もっとも米株は終盤に入って
共和党のマコネル上院院内総務が「米景気対策の交渉は行き詰まっている」と発言したこともあり失速しマイナス圏に。

 ユーロドルは高値からやや調整。しっかりの展開が継続も、上値追いには慎重。

【本日の見通し】ドル円レンジの上抜けを期待

 レンジ取引の流れが継続も、ドル円はレンジから上に抜ける期待が広がりつつある。
リスク選好の動きでドル安円安が出る流れから、株高局面で円安がやや優勢になってきており
上値トライの期待感が強い。

 ターゲットは107.50前後。7月20日の高値圏で、そのあたりでのもみ合いからドル売り基調が強まった水準。

ユーロドルの1.18台では売りが出ており、ドル全面安の動きが抑えられていることも
ドル円の支えとなっている。

【本日の戦略】押し目買い

 上を期待も突っ込んだ買いは避けたい。
ドル円は106円ちょうど近くの買いを狙いたいという流れか。
デイトレも買いからだが、回転重視か。上の売りはまだ残っている印象。

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

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《8/11 火曜日》
   ドル円  ユーロドル  ユーロ円
始値  105.96  1.1738  124.38
高値  106.68  1.1807  125.50
安値  105.92  1.1722  124.34
終値  106.49  1.1740  125.02
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《8/11 火曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経  22750.24 +420.30
DOW   27686.91 -104.53
S&P    3333.69 -26.78
Nasdaq  10782.82 -185.54
FTSE   6154.34 +103.75
DAX   12946.89 +259.36
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《8/11 火曜日の商品市場》
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=41.61(-0.33 -0.79%)
NY金先物12 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1946.30(-93.40 -4.58%)
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《8/11 火曜日に発表された主な経済指標》
【日本】
国際収支(6月)08:50
結果 1675.0億円
予想 1326.0億円 前回 11768.0億円(経常収支)
結果 10492.0億円
予想 10008.0億円 前回 8211.0億円(経常収支(季調済))
結果 -773.0億円
予想 -1100.0億円 前回 -5568.0億円(貿易収支)

【英国】
雇用統計(7月)15:00
結果 7.5%
予想  前回 7.2%(7.3%から修正)(失業率)
結果 9.44万件
予想  前回 -6.85万件(-2.81万件から修正)(失業保険申請件数)

ILO失業率(6月)15:00
結果 3.9%
予想 4.2% 前回 3.9%

【ユーロ圏】
ドイツZWE景況感指数(8月)18:00
結果 71.5
予想 55.8 前回 59.3

【南アフリカ】
製造業生産高(6月)20:00
結果 16.8%
予想 20.0% 前回 -44.3%(前月比)

【インド】
鉱工業生産指数(6月)21:00
結果 -16.6%
予想 -21.0% 前回 -33.9%(-34.7%から修正)(前年比)

【カナダ】
住宅着工件数(7月)21:15
結果 24.56万件
予想 20.5万件 前回 21.21万件(21.17万件から修正)(住宅着工件数)

【米国】
生産者物価指数(7月)21:30
結果 0.6%
予想 0.3% 前回 -0.2%(前月比)
結果 0.5%
予想 0.1% 前回 -0.3%(コア・前月比)
結果 -0.4%
予想 -0.7% 前回 -0.8%(前年比)
結果 0.3%
予想 0.0% 前回 0.1%(コア・前年比)

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《8/11 火曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》

【米国】
*トランプ大統領
ホワイトハウスの外側で発砲事件があった。
米第3四半期GDPが20%成長のペースで拡大できない理由はない
キャピタルゲイン税、中間層への所得減税と模索

*米政府
香港から米国向けに輸出される製品、9月26日以降は「中国製」に。
香港で国家安全法が施行されたことを受けた制裁措置の一環。

*コンウェイ米大統領顧問
トランプ大統領は景気支援法案に署名する準備。
新型コロナワクチンに関する記者会見を本日開く。

*マコネル米共和上院院内総務
米景気対策の交渉は行き詰まっている。

*米3年債入札結果
最高落札利回り 0.179%(WI:0.176%)
応札倍率    2.44倍(前回2.44倍)

*クドロー米国家経済会議(NEC)委員長
ホワイトハウスは刺激策で協議を続ける意志がある。
中国は貿易合意の義務に直面。
株式市場は大統領令で上昇。

*バーキン・リッチモンド連銀総裁
米国は歴史的な経済低迷を続けている
感染の再拡大は回復を徐々に弱めている。
経済の道筋は依然としてウイルスの行方に依存。
低金利が株式を株式への需要を促進している公算。

【英国】
*スナック英財務相
すべての雇用を守ることはできない、雇用統計で。
すべての国民が希望を失わないよう、雇用を守り、支え、創出すること確かにする明確なプランを実施している。

【その他】
*プーチン露大統領
ロシアは新型コロナウイルス感染症の最初のワクチンを登録した。
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《本日予定されている主な経済指標》

【韓国】
失業率(7月)8:00
予想 4.3% 前回 4.3%

【日本】
マネーストックM2(7月)8:50
予想 8.4% 前回 7.2%(前年比)

【NZ】
NZ中銀政策金利 11:00
予想 0.25% 現行 0.25%

【英国】
GDP・速報値(第2四半期)15:00
予想 -20.7% 前回 -2.2%(前期比)
予想 -22.3% 前回 -1.7%(前年比)

鉱工業生産(6月)15:00
予想 9.0% 前回 6.0%(前月比)
予想 -13.1% 前回 -20.0%(前年比)

製造業生産高(6月)15:00
予想 10.0% 前回 8.4%(前月比)
予想 -15.0% 前回 -22.8%(前年比)

貿易収支(6月)15:00
予想 26.00億ポンド 前回 42.96億ポンド

商品貿易収支(6月)15:00
予想 -45.00億ポンド 前回 -28.05億ポンド

【ユーロ圏】
ユーロ圏鉱工業生産(6月)18:00
予想 10.0% 前回 12.4%(前月比)
予想 -11.6% 前回 -20.9%(前年比)

【南アフリカ】
SACCI景況感指数(7月)18:30
予想 N/A 前回 77.8

小売売上高(6月)20:00
予想 -4.9% 前回 -12.0%(前年比)

【米国】
MBA住宅ローン申請指数(7日までの週)20:00
予想 N/A 前回 -5.1%(前週比)

【米国】
消費者物価指数(7月)21:30
予想 0.3% 前回 0.6%(前月比)
予想 0.7% 前回 0.6%(前年比)
予想 0.2% 前回 0.2%(食品エネルギー除くコア・前月比)
予想 1.1% 前回 1.2%(食品エネルギー除くコア・前年比)

財政収支(7月)13日3:00
予想 -1375.0億ドル 前回 -1197.0億ドル

【ブラジル】
小売売上高(6月)21:00
予想 -3.0% 前回 -7.2%(前年比)

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執筆者 山岡和雅

執筆者 : 山岡和雅|MINKABU PRESS 外国為替情報担当 編集長

1992年米チェースマンハッタン銀行(現JPモルガン・チェース)東京支店入行、ディーリングルームに配属され、外国為替ディーラーに。英ナショナルウェストミンスター銀行、RBS銀行などで10年以上外国為替ディーラーとして市場の最前線に。その後大手FX会社などで外国為替市場のアナリストとして個人向けの外国為替情報の配信業務に携わり、2016年3月から、みんかぶグループに参画。 (社)日本証券アナリスト協会検定会員

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