雇用統計をにらむ展開続く=東京為替概況
ドル円は107円45銭近辺での推移。この後夜に米雇用統計を控えていることもあり、積極的な動意に乏しい展開が続いている。ユーロドルなども膠着した展開に。
昨日のADP雇用者数は前回値が580万人超の上方修正、ISM製造業景気指数は予想を上回り、好悪判断の境となる50も超える好結果と、ここにきて米経済指標の勢いが見られる。新型コロナウイルスの感染拡大が続き、ロックダウン再開などの懸念もあるが、雇用統計が好結果を示すとリスク選好の動きが加速する可能性もあるだけに、発表前に動きにくいという面も。
また、明日、米国が休場となる点も様子見ムードに拍車を。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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