円売り一服、欧州感染拡大で株が下げに転じる=ロンドン為替概況

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円売り一服、欧州感染拡大で株が下げに転じる=ロンドン為替概況

 25日のロンドン市場では、円売りが一服している。序盤は前日の米欧株急伸やきょうの東京アジア株の大幅高を受けてリスク選好的な動きがみられた。トランプ政権が米議会の与野党指導者らと景気刺激策について合意したとの報道が好感された。欧州株も続伸スタート。為替市場ではドル円とクロス円がそろって買われるリスク選好的な動きが広がった。ドル円は111円台半ば、ユーロ円は121円台手前、ポンド円は133円台乗せまで大幅に上昇した。しかし、スペインでの1日の新型ウイルス感染死亡者数が過去最大、チャールズ英皇太子が検査で陽性反応など欧州での感染拡大が報じられると、株式市場は勢いを失った。欧州株、米株先物はともに前日比マイナス圏に転じた。為替市場でも円売りから円買いに反転。ドル円は111円台前半、ユーロ円は120円台前半、ポンド円一時132円台割れとなり、序盤の円安の動きを帳消しにしている。

 ドル円は111円台前半での取引。序盤は買いが優勢。前日の米欧株急伸やきょうの東京アジア株の大幅高を受けてリスク選好的な動きがみられた。トランプ政権が米議会の与野党指導者らと景気刺激策について合意したとの報道が好感された。欧州株も続伸スタート。ドル円は111円台前半から一時111.57レベルまで上昇。クロス円が大幅上昇する動きとともに円安の動きが先行した。しかし、欧州での新型ウイルス感染拡大の報道に欧州株が下げに転じると、大幅上昇していた米株先物もそろって下げに転じた。円高の動きに転じ、ドル円は111.15-20レベルまで反落している。

 ユーロドルは1.08台前半での取引。ユーロ円の激しい動きを横目に比較的狭いレンジでの振幅にとどまっている。一時1.08台割れも1.0850近辺まで上昇、その後1.08近辺までの反落。ユーロ円は欧州株高とともに買われ120円台前半から一時120.90近辺まで上昇。しかし、スペインでの一日のウイルス感染死亡者数が過去最悪のペースとなると欧州株や米株先物が下げに転じる激しい動き。ユーロ円は120円台前半へと再び押し戻された。この日発表された3月の独Ifo景況感指数・確報値は86.1と速報値87.7から下方改定された。2009年以来の低水準となった。Ifoエコノミストは、コロナウイルスの影響で、サービス業が最も急激な落ち込みとなった、少なくとも2四半期の深刻なリセッションを想定、などとしている。

 ポンドドルは1.18台後半での取引。序盤は買いに動意付いた。1.18台前半から一時1.1970近辺まで上伸した。ポンド円は131円台後半から一時133.40近辺まで急伸。しかし、株高から株安への転換を受けて、一気に売り戻されている。ポンドドルは1.18台半ば、ポンド円は一時132円割れまで反落した。この日発表された2月の英消費者物価指数は前年比+1.7%と前回の+1.8%からやや伸びが鈍化した。原油価格動向などが影響したようだ。ただ、発表時のポンド相場は反応薄だった。あすには今月3回目の英金融政策委員会の結果が発表される。すでに0.1%への利下げやQE拡大、中小企業支援などを緊急対応で打ち出しており、一段の施策の可能性があるのかどうかが示されることになる。

MINKABU PRESS 松木秀明

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執筆者 : MINKABU PRESS

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