小幅続伸 16800円-17100円のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆
小幅続伸
●17日のNY株式市場は、FRBの金融支援や大規模な景気対策への期待で反発。2月の米小売売上高が予想に反して減少し指数はマイナスに転じ、一時306ドル安の1万9882ドルと2017年2月以来2万ドルの節目を割り込んだ。米連邦準備理事会が「企業の資金繰り支援で、08年の金融危機以来となるCPの買い入れ措置の発動」を発表すると指数はプラス圏に浮上。その後、ムニューシン財務長官が「米国民への小切手支給などを含む総額1兆ドルの景気刺激策の検討」と報じられ上げ幅を拡大した。
ダウ工業株     21237.38(+1048.86)▼5.20%
ナスダック      7334.78(+ 430.19)▼6.23%
S&P500     2529.19(+ 143.06)▼6.00%
●本日の日経平均は小幅続伸の展開と読む。CME日経平均先物の終値は1万7105円で、昨日の東京市場の日経平均終値1万7011円と比べ90円ほど高い水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物終値は1万7090円。
●日経先物は配当落ち価格180円程度と推定。
★日経平均株価のポイント
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  1万7884円 5日線
 1万7105円 CME日経平均先物
 1万7011円 昨日終値
 1万6378円 昨日安値
●騰落レシオ(25日)44.65%
●今週の予定
18(水)
米 FOMC終了日 
独 2月 自動車登録台数 
英 2月 自動車登録台数 
欧 1月 貿易収支(EUR)季調値 
米 2月 建設許可件数 
米 2月 住宅着工件数 
19(木)
米 3月18日 FF金利誘導目標 
日 2月 全国消費者物価指数(CPI) 
日 1月 全産業活動指数(前月比)原数値 
米 Q4 経常収支 
米 3月9日週次 新規失業保険申請件数 
米 3月 フィラデルフィア連銀業況指数 
日 3月19日 日銀政策金利決定会合 
20(金)
日 休場 春分の日 
独 2月 生産者物価指数(PPI)(前月比) 
米 前週分 CFTC建玉明細 
国内・外資の大手金融機関で経験を積んだのち、『あすなろ投資顧問』に在籍。市場動向分析、市場心理分析、チャートだけでは語らない「大局的な視野」を持ち日々銘柄を分析。顧客に寄り添うアドバイスに定評があり、個人投資家の資産形成をサポートいたします。
        