【12月2日予想】今は押し目のタイミングか
依然上昇トレンド継続
29日の日経平均株価は前日比0.49%マイナスの23293円91銭、TOPIXは前日比0.51%マイナスの1699.36ポイント、マザーズ指数は前日比0.18%プラスの915.14ポイント、東証2部指数は前日比1.45%プラスの7229.10ポイント、ジャスダック指数は前日比0.26%プラスの167.74ポイントとなりました。東証2部指数、ジャスダック指数は年初来高値を更新しています。
米国において香港人権法案が成立したことで米中関係悪化が懸念されたことや香港ハンセン指数が2%下落したことが嫌気され日経平均株価が下落した一方、東証2部銘柄やジャスダック銘柄は堅調に推移しました。
日経平均株価は11月26日に高値23608円06銭を付けた後、いったんの利益確定の売りに押される展開が続いています。11月3週の投資主体者別売買動向では外国人投資家が売り越しに転じており、今の日経平均株価の伸び悩みも外国人投資家の売りが要因だと考えています。
ただ米国株は高値を更新している状況となっており、このまま米国株が堅調に推移すれば日経平均株価も再度高値を更新する局面に入るのではないかと考えています。依然上昇トレンドは続いており、今の局面は押し目買いのタイミングだと考えます。2日の日経平均株価は小幅高と予想します。
フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。