東京株式(前引け)=前日比310円高、日米貿易合意の署名など好感
5日前引けの日経平均株価は前日比310円58銭高の4万2890円85銭。前場のプライム市場の売買高概算は10億2886万株、売買代金概算は2兆2979億円。値上がり銘柄数は928、値下がり銘柄数は614、変わらずは77銘柄だった。
日経平均株価は続伸。前日の米株式相場はNYダウが反発しS&P500種株価指数は最高値を更新した。また、トランプ米大統領が日本との貿易合意を実施する大統領令に署名したことも明らかとなった。これを受け、日経平均株価は値を上げてスタート。一時、上昇幅は600円を超え4万3000円台を回復する場面があった。自動車株や電線、非鉄株などが値を上げた。ただ、今晩の米8月雇用統計の発表を控えており、買い一巡後は利益確定売りに押され上昇幅は縮小した。
個別銘柄では、ソフトバンクグループ<9984>やディスコ<6146>が高く、フジクラ<5803>や古河電気工業<5801>が値を上げた。トヨタ自動車<7203>やホンダ<7267>が堅調だった。半面、サンリオ<8136>や東京電力ホールディングス<9501>が安く、ソニーグループ<6758>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>が値を下げた。
出所:MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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