パウエル議長、来月６日と７日に議会証言

　パウエルＦＲＢ議長が来月、上下両院の主要委員会で議会証言を行なう。マックヘンリー委員長によれば、下院金融委員会で３月６日に、その翌日の７日に上院銀行委員会で公聴会が行われる予定。同委員会のスポークスマンが確認した。特に１月の米消費者物価指数（ＣＰＩ）が驚くほど急上昇したことを考慮すると、議員たちの質問はほぼ間違いなくＦＲＢのインフレ対応に集中しそうだ。

　マクヘンリー委員長によると公聴会では、ＦＲＢが米大手銀に対する自己資本規制を強化する計画にも焦点が当てられるという。多くの共和党議員はバーＦＲＢ副議長（銀行監督担当）の提案に反対している。