ダウ平均が下げに転じる サイバー攻撃により、５つの州の病院や診療所が閉鎖＝米国株

NY株式4日（NY時間15:24）
ダウ平均　　　35067.71（-148.18　-0.42%）
ナスダック　　　13927.88（-31.83　-0.23%）
CME日経平均先物　32025（大証終比：-125　-0.39%）

　ＮＹ時間の終盤に入ってダウ平均は下げに転じている。一時２９０ドル高まで上昇していた。採用銘柄のアップル＜AAPL＞が決算を受けて下げ幅を広げているほかは、特段の悪材料も聞こえていないが、一部からは、前日に発生したサイバー攻撃により、５つの州の病院や診療所が閉鎖に追い込まれており、それが株式市場の利益確定売りのきっかけとなっているとの声も出ている

　攻撃はプロスペクト・メディカル社が運営する施設から始まった。カリフォルニア、テキサス、コネチカット、ロードアイランド、ペンシルバニアの各州にある同社の施設がサイバー攻撃の影響を受けた。

　プロスペクト・メディカル社は「現在はシステムをオフラインにして保護し、第三者のサイバーセキュリティ専門家の協力を得て調査を開始した」との声明を発表した。

アップル＜AAPL＞　182.67（-8.50　-4.45%）
マイクロソフト＜MSFT＞　328.12（+1.46　+0.45%）
アマゾン＜AMZN＞　140.52（+11.61　+9.00%）
アルファベットC＜GOOG＞　128.54（-0.23　-0.18%）
テスラ＜TSLA＞　254.09（-5.24　-2.02%）
メタ・プラットフォームズ＜META＞　312.02（-1.17　-0.37%）
ＡＭＤ＜AMD＞　115.88（+2.73　+2.41%）
エヌビディア＜NVDA＞　446.49（+1.34　+0.30%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美