インテルが決算受け時間外で株価下落=ダウ採用銘柄
インテル<INTC>が引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表しており、第4四半期は予想を上回る見通しを示した一方、通期については売上高見通しを据え置き、予想も下回った。1株利益は上方修正している。
決算を受け時間外で株価は下落。第4四半期の1株利益見通しが予想を上回ったとはいえ鈍く、ゲルシンガーCEOが掲げる経営再建計画のコストが利益を圧迫するのではないかという懸念に繋がっている。また、通期の売上高見通しを据え置いたこともネガティブな印象に繋がっている模様。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):1.71ドル(予想:1.11ドル)
・売上高:180.9億ドル(予想:182.4億ドル)
データセンター:65億ドル(予想:66.5億ドル)
クライアント・コンピューティング:96.6億ドル(予想:96.4億ドル)
IoT:13.7億ドル(予想:9.79億ドル)
モバイルアイ:3.26億ドル(予想:3.62億ドル)
ノンボラティリティ・メモリー:11.1億ドル(予想:10.2億ドル)
・粗利益率(調整後):57.8%(予想:55.0%)
(10-12月・第4四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.90ドル(予想:1.02ドル)
・売上高:183億ドル(予想:182.6億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):5.28ドル(従来:4.80ドル)(予想:4.79ドル)
・売上高:735億ドル(従来:735億ドル)(予想:736.5億ドル)
(NY時間17:01)時間外
インテル<INTC> 52.08(-3.92 -7.00%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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