しっかり、EIA週報でガソリン需要はさらに回復=NY原油概況
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=66.21(+0.14 +0.21%)
ニューヨーク原油はしっかり。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.14~0.17ドル高。その他の限月は0.10~0.22ドル高。
核合意が修復された後のイランの供給量拡大が警戒されている一方、米エネルギー情報局(EIA)の週報が堅調な内容だったことが相場を支えた。イラン政府のアリ・ラビィ報道官によると合意はまもなくであるという。EIA週報では原油のほか、石油製品の在庫が減少するなど需要は上向きだった。ガソリン需要は日量947万9000バレルまで回復し、昨年3月以来の高水準を更新。
時間外取引で7月限は66.43ドルまで堅調に推移する場面はあったが、上値は重かった。通常取引開始を控えて売りに押されると65.25ドルまで下げたものの、下値は広がらず。その後は買いが優勢となり、小幅高で引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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