東京株式(寄り付き)=続落、新型コロナ感染拡大でリスク回避
28日の東京株式市場は売り優勢、寄り付きの日経平均株価は前営業日比113円安の2万3372円と続落。
前日の欧米株市場は新型コロナウイルスの感染者数が再拡大していることが嫌気され、総じてリスク回避の流れが続いた。米国では26日時点で過去1週間の新規感染者数が1日当たり7万人と過去最多を更新するなど深刻な状況にある。ただ、米国株市場ではNYダウが3日続落と下値模索が続いているものの、ハイテクセクターに切り返す銘柄が目立ち、ナスダック総合指数は反発するなど光明も見える。東京市場では引き続き売り圧力が意識され、円高方向に振れているドル・円相場や米株価指数先物の動きなどを横目に不安定な動きが予想されるが、下値では日銀のETF買いなどの思惑から下げ幅は限られる可能性がある。
出所:MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。