AMDが決算受け時間外で7%上昇=米国株個別
AMD<AMD>が引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、第1四半期の売上高見通しは予想を若干下回る内容ではあったものの、警戒されていたほどではなかった。
今回の見通しは同社にとって2019年以降初の四半期での売上高の減収を意味し、成長軌道に終止符を打つ内容とはなっている。しかし、チップ業界は悲観的な決算が相次ぐ中で市場に安心感をもたらしたようだ。
決算受け時間外で株価は7%上昇している。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):0.69ドル(予想:0.67ドル)
・売上高:56.0億ドル(予想:55.2億ドル)
データセンター:16.6億ドル(予想:16.4億ドル)
ゲーミング:16.4億ドル(予想:15.1億ドル)
クライアント:9.03億ドル(予想:9.95億ドル)
エンベデッド:14.0億ドル(予想:13.3億ドル)
・粗利益率(調整後):51.0%(予想:50.8%)
・営業利益率(調整後):23.0%(予想:22.7%)
・FCF:4.43億ドル(予想:10.5億ドル)
(1-3月・第1四半期見通し)
・売上高:50~56億ドル(予想:55.6億ドル)
・粗利益率(調整後):50.0%(予想:51.5%)
(NY時間16:40)時間外
AMD<AMD> 77.89(+5.44 +7.51%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。