ウィリアムズ・ソノマが決算受け大幅高 富裕層向けが支援=米国株個別
家庭用品販売のウィリアムズ・ソノマ<WSM>が大幅高。前日引け後に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、既存店売上高が予想を上回ったほか、1株利益、売上高とも予想を上回った。同社は通期見通しについて、長期的なガイダンスに沿った内容になると予想しており、営業利益率は2021年度に比較的近いと述べた。
今回の決算についてアナリストは、「富裕層向けの高級家庭用品販売が支援した」と述べる一方、「マクロ環境が厳しい中で、売上高の勢いを維持することは難しいかもしれない」とも警告した。
(2-4月・第1四半期)
・既存店売上高:9.5%(予想:3.3%)
ポッタリーバーン:14.6%(予想:4.7%)
ウィリアムズ・ソノマ:-2.2%(予想:-2.3%)
ウェストエルム:12.8%(予想:5.33%)
ポトレー・バーン:3.1%(予想:5.7%)
・1株利益(調整後):3.50ドル(予想:2.94ドル)
・売上高:18.9億ドル(予想:18.1億ドル)
・粗利益率(調整後):43.8%(予想:43.0%)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):0.85~0.95ドル(従来:0.85~0.95ドル)(予想:0.91ドル)
・売上高:57~62億ドル(従来:58.1~59億ドル)(予想:58.1億ドル)
(NY時間10:35)
ウィリアムズ・ソノマ<WSM> 126.57(+11.59 +10.08%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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