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期近が小反落、OPEC増産の可能性も中東懸念が下支え=NY原油概況

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NY原油先物6 月限(WTI)(終値)
1バレル=78.38(-0.10 -0.13%)

ニューヨーク原油は小幅まちまち、期近の主要限月は小反落。
米国の時間帯に入りドル高に振れるなか、石油輸出国機構(OPEC)プラスが6月の会合前に原油の増産の可能性を検討しているとロシアのノバク副首相が発言したことなどで直近安値を更新する場面もあったものの、ハマスがガザ停戦案を受け入れると表明したにもかかわらず、イスラエルがガザの南部にあるラファの地上侵攻を開始したことで地政学的リスク懸念が下支えとなり安値からは切り返した。 また米エネルギー省(DOE)が米戦略石油備蓄(SPR)の補充用に330万バレルの原油を10月の実施予定で市場から買い付けることを明らかにしたことや、サウジアラビアの国営石油会社、アラムコが6月積みのアジア向けの公式販売価格(OSP)の価格フォーミュラを引き上げたことも支援材料となった。

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執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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