反発、ガザ停戦協議の不透明感で=NY原油概況
NY原油先物6月限(WTI)(終値)
1バレル=78.48(+0.37 +0.47%)
ニューヨーク原油の期近は反発。イスラエルとイスラム組織ハマスのパレスチナ自治区ガザを巡る停戦協議で、ハマスは停戦を仲介したエジプトやカタールに停戦案に同意すると発表したことが重しとなった一方、イスラエルの対応が不透明であることが相場を支えた。イスラエルはガザ地区南部ラファへの避難勧告の後、ラファ東部に空爆したほか、停戦案を拒否する意向であると伝わった。ただ、イスラエルは受け入れ可能な合意に到達する可能性を追求するため、交渉団を引き続き派遣する見通し。
時間外取引で6月限は79.09ドルまで堅調に推移したものの、通常取引開始後は重くなった。一時77.91ドルまで下落。ただ、マイナス圏での推移は長続きせず、プラス圏に切り返して引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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