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ドル円は155円台での推移、今週2回の介入の動きの後で円売り一服=ロンドン為替概況

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ドル円は155円台での推移、今週2回の介入の動きの後で円売り一服=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、円安が一服している。前日の米FOMC後に介入とみられる動きが入り、ドル円は157円台から153円付近まで急落した。その後は買い戻されて東京午前に156.30付近まで上昇。しかし、午後からロンドン時間にかけては再び軟化している。ロンドン序盤には155円ちょうど付近まで一時下落。その後は155円台前半に落ち着いている。日銀の統計データによると昨日の介入規模は約3.5兆円と推計されている。29日には5.5兆円規模だったとみられている。ただ、介入額の報道には特段の反応は見られなかった。クロス円も同様の値動きでロンドン時間は軟調。ユーロ円は一時166円割れ、ポンド円は194円付近まで軟化した。今週の円相場は介入観測で大荒れとなっているが、きょうは次第に値幅が収束する動き。ただ、あすには米雇用統計発表を控えており、再び波乱となるのか警戒される。ドルストレートは比較的小動き。ユーロドルは1.07挟み、ポンドドルは1.25台前半での取引で、足元ではややドル買いの動きに押されている。米FOMCを無難に通過しており、ドル相場は落ち着いている。

 ドル円は155円台前半での取引。東京朝方の154.25近辺を安値に、東京午前は156.28近辺まで買われた。前日のNY終盤に157円台から153円付近まで急落したあと、反発した格好。しかし、その後は売りに押し戻されており、ロンドン序盤には155円ちょうど近辺まで軟化している。米10年債利回りは一時4.60%割れと小幅に低下。

 ユーロドルは1.07付近での取引。前日終値1.0712を挟んだ振幅にとどまっている。レンジは1.0696から1.0728まで。ロンドン時間にはやや上値重く推移。ユーロ円はドル円と同様に振幅。この日は165.25近辺を安値に167.39近辺まで買われ、その後は166円ちょうど付近へと軟化している。対ポンドでは目立った動きを示していない。OECD経済成長見通しでは、世界経済見通しが引き上げられた。米国の一人勝ち状態となっており、ユーロ圏は相対的に低成長の見通し。

 ポンドドルは1.25台前半での取引。前日終値1.2527を挟んだ振幅で、1.2508から1.2545までのレンジにとどまっている。ロンドン時間はやや上値重く推移している。ポンド円はドル円など同様に上下動。193.18近辺を安値に195.76近辺まで買われたあと、ロンドン時間には194円ちょうど付近に軟化している。ユーロポンドは0.8540台から0.8560付近での揉み合いと方向性に欠けている。OECD経済成長見通しでは、英国はユーロ圏以上の成長鈍化が示されていた。

minkabu PRESS編集部 松木秀明 

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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