売り買い交錯、イスラエルとイランの衝突懸念は根強い=NY原油概況
NY原油先物5月限(WTI)(終値)
1バレル=82.09(-0.05 -0.06%)
ニューヨーク原油の期近は売り買い交錯。イスラエルはイランに対する反撃を見送っており調整安が続いたが、期近の売りは続かず。イスラエルがイランの核施設を反撃の対象とするとの報道があるほか、イスラエルのイタマル・ベン・グヴィル国家安全保障大臣は、イランは2つの軍事基地を破壊し多くの兵士を殺害したと述べており、イスラエルの反撃は避けられないとみられている。ただ、イランの報復攻撃によって多くのイスラエル兵が死亡したとの報道は見当たらない。
時間外取引で6月限は81.06ドルまで下落したものの、通常取引序盤にかけてプラス圏に切り返した。その後、82.84ドルまで強含む場面はあったが買い戻しは続かず、小幅安で引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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