スイスフランは振幅後、売り優勢に CPIをめぐり=ロンドン為替
スイスフランは振幅後、売り優勢に CPIをめぐり=ロンドン為替
ロンドン午前、スイスフランは神経質に上下動している。この日発表された2月のスイスCPIが前年比+1.2%と前回の+1.3%から伸び鈍化となったが、市場予想+1.1%をわずかに上回っていた。市場はフラン買いの初動をみせた。しかし、次第にフラン安方向に転じている。市場ではインフレ率の絶対的な水準が1%台前半の低水準にあることで、現行の政策金利1.75%からの早期の利下げ開始観測が広がった模様。ユーロスイスは0.9580近辺から一時0.9555近辺まで下落(フラン高)のあと、0.9599近辺まで上昇(フラン安)してきている。次回のスイス中銀金融政策会合は3月21日の予定。
EUR/CHF 0.9597
執筆者 : MINKABU PRESS
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