OECD、今年と来年の世界経済の成長率予想引き上げ
経済協力開発機構(OECD)はきょう、世界経済見通しに関する四半期報告で、今年と来年の成長率予測を引き上げた。2024年の成長率予想をこれまでの2.9%から3.1%に、25年は3.0%から3.2%に上方修正した。
報告書は、世界経済は今年、予想された減速を回避できそうだが、中東における紛争の激化によって原油価格が急騰した場合、大幅な後退を余儀なくされる可能性があるとした。
また、予想を上回る成長にもかかわらず、インフレ率は主要中央銀行が目標とする水準まで低下し、今年後半の借入コスト低下への道が開けるとの見方を示した。
執筆者 : MINKABU PRESS
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