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【これからの見通し】週末は調整色強まる可能性、ドル高材料一通り出た後、中東リスクが意識される

為替 

【これからの見通し】週末は調整色強まる可能性、ドル高材料一通り出た後、中東リスクが意識される

 この後の海外市場では調整色が強まる可能性がある。今週は週明けの米小売売上高が強かったことがファンダメンタルズ面からのドル高材料となった。また、一連の米指標の強さを受けて、米金融当局者らも年内利下げ開始観測を後退させる発言が多くなった。パウエルFRB議長は従来の年内3回利下げの見方と取り下げており、市場観測に寄り添う格好となった。一部当局者からは利上げの可能性も示されている。

 一通りのドル高材料が出揃ったあとで、次に台頭しているのが中東地政学リスクだ。イスラエルとイランが報復の応酬の構図を形作っており、互いに非難しあっている状況。イスラエルのガザ侵攻は一服しているものの、中東リスクは新たな段階に入った感がある。米国は自制しているが、安保理では拒否権を行使しており、イスラエル寄りの姿勢を堅持している。

 ドル円にとっては152円の壁を突破しても政府・日銀の為替介入が実施されず。次のメドとして155円が注目される状況。来週の日銀決定会合を控えて、週末にかけて報道機関からの観測・リーク的な記事が出ることには注意しておきたい。日銀決定会合の結果発表、展望リポート、植田日銀総裁会見などが来週26日金曜日に予定されている。

 この後の海外市場では目立った経済統計発表は予定されていない。発言イベント関連では、ラムスデン英中銀副総裁、グールズビー・シカゴ連銀総裁、マン英中銀委員、ナーゲル独連銀総裁などの講演やイベント出席が予定されている。今週末からは米金融当局者が発言を控える「ブラックアウト期間」に入る。米当局者らは利上げ開始時期の後ずれといった市場観測に寄り添う姿勢がみられている状況だ。
 
minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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